暦の歴史・暦法

太陰太陽暦

たいいんたいようれき

月の満ち欠けで日を数え、太陽の運行で季節を補正するハイブリッド暦。日本の旧暦の正体。

太陰太陽暦は、月の満ち欠け(朔望月、約 29.5 日)で月の長さを決め、太陽の運行(回帰年、約 365.24 日)で季節を補正する暦法です。月暦と太陽暦の良いところを組み合わせた、極めて巧妙な暦体系。

純粋な太陰暦(イスラム暦など)では 1 年が約 354 日となり、3 年で 1 ヶ月分のズレが季節に対して生じます。これでは農業暦として使えないため、太陰太陽暦は約 19 年に 7 回「閏月」を挿入して、月の暦と季節を一致させ続けます。

中国・日本・朝鮮・ベトナムなど東アジアで広く使われてきました。日本では明治5年(1872年)まで採用され、現在も「旧暦」「旧正月」「お盆」「中秋の名月」などの形で生活に残っています。

古暦コンパスでは、太陰太陽暦に基づく「旧暦の日付」と現代天文学(VSOP87D)による高精度計算で、伝統行事の正確な日取りを判定しています。

紀元前 4 世紀ごろの古代中国で体系化。日本へは 6 世紀末に百済から伝来し、以降明治改暦まで約 1300 年使われ続けました。

この日に向くこと

    避けるべきこと

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