ユリウス暦は、紀元前 45 年にユリウス・カエサルが古代ローマで施行した太陽暦です。1 年を平年 365 日とし、4 年に一度、2 月に閏日を入れて 366 日にすることで、1 年の平均日数を 365.25 日に揃えました。
実際の回帰年は 365.2422 日なので、ユリウス暦は 1 年あたり約 11 分 14 秒ほど長く、約 128 年で 1 日のズレが生じます。中世までは大きな問題になりませんでしたが、ルネサンス期にイースター(復活祭)の日取りが春分から離れすぎたことで、改暦の必要が叫ばれるようになりました。
結果、1582 年にローマ教皇グレゴリウス 13 世がグレゴリオ暦を発布し、ユリウス暦は西欧で順次置き換えられていきます。ただし正教会では現在もユリウス暦に基づく祭日を使う場面が残っています。